今回はLINE公式アカウントの基本情報やできること、制約事項などについて整理していきたいと思います。
正直なところ、Lステップ という外部ツールを活用した方がかなり効率的で強力な運用ができることは間違いないのですが(今回はLステップの話は置いといて)、、
基本となるLINE公式アカウントについて理解を深めていきましょう。
導入目的や戦略によっては、LINE公式アカウントのみの利用で十分なパターンもあるかもしれないですよね。
活用方法について妄想を広げてつつ確認していただければと思います。
では早速、進めていきましょう!
アカウント種別 (認証バッジ)

LINE公式アカウントには、アカウント種別が3つ用意されており、アイコン(バッジ)の色で見分けることができます。
それぞれの種別について、特徴を以下に整理してみます。
アカウント種別 | 特徴 |
---|---|
プレミアムアカウント |
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認証済アカウント |
|
未認証アカウント |
|
ズバリ、基本的な運用においては未認証アカウントを利用するものと思っていただいてOKだと思います。
友だち追加広告を打ちたい、あるいは箔をつけたい、などの理由がある場合は認証済みアカウントの申請を検討してみるのも良いかもしれません。
注意点としては、
「申請」を行いLINE社から「審査」を受けるなかで垢バン発生のリスクがあるということ。
判断基準はわかりませんが、規約的にグレーな部分がある場合などは注意が必要ですね。。
垢バンになるとせっかく集めた友だちや、構築したLINE公式アカウントの設定なども失ってしまうことになるので、申請するのであれば新しいアカウントにて申請する(申請が通ったらそちらに移行する)というやり方のほうがよいかもしれません。
- 通常は未認証アカウントを利用する
- 認証済アカウント(認証バッジ) の習得により信頼性アップが狙える
- 友だち獲得数に応じた課金体系の「友だち追加広告」は魅力的
- 認証基準は非公開で、審査の結果垢バン発生の可能性もある
- 既にリストが集まっているアカウントでの申請にはリスクが高い(かも)
- 新規アカウント作成→認証バッチ取得→既存アカウント運用の移行(乗り換え) という方法もアリ
・LINE公式アカウント アカウント種別
・認証済アカウントとは?|メリット・申請方法
・友だち追加広告・LINE広告(友だち追加)
・認証済アカウントの申し込み方法|特徴や機能、未認証アカウントとの違い
・LINE公式アカウントの審査とは|認証済アカウント申請時の注意点
IDの種類

LINE公式アカウントのIDには「ベーシックID」と「プレミアムID」が存在します。
アカウントを開設すると、英数字がランダムに羅列された「ベーシックID」が付与されますが、別途費用を支払うことにより任意の文字列を指定する「プレミアムID」を取得することが可能です。
料金も 100円/月 程度とリーズナブルな価格設定となっているので、わかりやすいIDを取得してみるのもよいかもしれません。
- プレミアムIDはLINE公式アカウントの設定画面から購入が可能
- プレミアムIDにかかる料金は 100円/月 程度でリーズナブル
- わかりやすい文字列でプレミアムIDを取得するとID検索時に有利
- プレミアムIDを取得しても、ベーシックIDは引き続き利用可能
・料金プラン > プレミアムIDとは
友だち登録の方法
友だち登録の方法は次の3種類があります。
- フォローリンクからの登録
- QRコードの読み込み
- アカウントIDから検索
QRコードやアカウントIDによる検索は、通常のLINEで友だちを追加する際にもよく利用する方法かと思います。
フォローリンクからの登録は、ホームページなどに設置するURLやボタンから友だち追加画面にジャンプして登録してもらう方法ですね。
いずれの場合も、メルマガ登録とは違って登録時に自身の情報を”入力”する必要がなく、登録の手間を最小限に抑えることができます。
これはLINEの強みの一つですね。
・友だち追加ガイド
基本的な配信機能
友だち追加の方法がわかったところで、いよいよ配信について確認していきましょう。
配信には次の3種類の機能が利用できます。
- メッセージ配信
- チャット対応
- タイムライン投稿
それぞれの特徴について、少し掘り下げていきましょう。
メッセージ配信
こちらは友だちに対する一斉送信などで利用する機能です。
テキスト情報だけではなく、画像や動画も配信することが可能で、それ以外にもクーポンやリッチメッセージ、リッチビデオメッセージ、抽選ページについても配信することができます。
※一つの吹き出しで配信できる文字数は500までとなっております。
チャット機能
こちらは一斉送信ではなく、ユーザー(友だち) と1:1のトークを行う機能です。
一斉送信やグループチャットのような形ではないので、個別対応が必要な場合などに活用できます。
タイムライン投稿
こちらはLINEのタイムラインに向けて投稿ができる機能です。
LINEをSNSとして利用する感覚ですね。
ちなみに、タイムラインには「シェア」や「いいね」の機能もあるので、
投稿が拡散されることで”友だちの友だち” のタイムラインにも表示されることとなります。
つまり、新しいお客様とつながるチャンスです。
また、友だち関係の場合には属性が近い可能性も高く、”お客様” になる可能性も上がります。
加えて、タイムライン投稿は後述する「通数」にカウントされないので、上限なく投稿することが可能です。
※タイムラインに投稿できる文字数は、10,000文字までとなっております。
・投稿に不適切な内容が含まれていたり、「稼げる」系の投稿を行った場合には垢バンの可能性が出てくるので注意が必要
タグ付け
タグ付け機能とは、友だちに対して付箋をつけるような感覚で属性のメモ(タグ)をつける機能です。
LINE公式アカウントの場合、タグ付けは「手動」で行う必要があり、「最大10個」までという制約があります。
ちなみに、LINE公式アカウントでは
友だち登録時点では、「友だち情報」を知ることができないという制約があるので注意が必要です。
これは”誰かが友だち登録してくれている” ことはわかっても、”誰なのかはわからない” 状態ということです。
つまり、手動でのタグ付も出来ないということになります。
友だち情報を把握するためには、友だちから「メッセージ」または「スタンプ」を送信してもらう必要があるので、
配信内容を工夫して友だちからのアクションを促すとよいかもしれません。
- タグ付けは手動で行う必要があり、上限は10個
- 友だち情報を把握するためには、メッセージやスタンプを送ってもらう必要がある
ステップ配信
ステップ配信とは、特定のシナリオに沿って順番に配信を行っていく機能です。
メルマガのステップメールとよく似ていると思うのですが、メルマガと大きく違う点としては、友だちそれぞれに対して、個別にシナリオに沿った配信を進めることが出来る点にあります。
メルマガの場合、配信時点で購読者となっている方にしか配信できません。
しかも、登録時期に関係なく、配信時点のすべての購読者に対して一律で同じメッセージを配信することとなります。
これだと、登録直後にいきなりセールス関連の配信が来て・・・といった状況が発生してしまいます。
一方ステップ配信では、
「友だち追加」などの”イベント” をきっかけとして、シナリオに沿って『1通目、2通目、3通目…』といった配信が可能となります。
個別にシナリオを実行することができるため、友だち追加直後のセールス・・・なんて事態を防ぐことができます。
かなり魅力的なステップ配信機能、
いくつか制約事項もあるので以下に整理します。
機能 | 制約事項 |
---|---|
開始タイミング | 友達追加時のみ |
条件分岐 |
・分岐設定は1つのみ設定可能 ・分岐条件は属性(性別/年齢/OS/エリア) から複数選択可能 |
時間指定 | 1時間単位のみ |
配信間隔 | 最短1時間以内 |
配信設定 |
・次の配信までの期間指定は最大30日まで ・ステップ配信設定の件数は最大20件まで ・”配信設定内の” ステップ配信数は最大10通まで |
配信メッセージ | 公式アカウント標準(メッセージ配信と同様) |
- LINE公式アカウントの場合、ステップ配信は友だち追加時にのみ開始できる
- ステップ配信の設定自体は最大20件まで作成可能
- 配信設定ごとのステップ数(配信数)は最大で10通まで作成可能
- ステップ配信は『全員に必ず伝えたい内容をもれなく自動的に送る』ために利用する
・ステップ配信
セグメント配信
セグメント配信とは、いわゆる絞り込み配信のことです。
任意のグループや属性を指定して、特定の友だちに対してのみ配信を行う機能です。
セグメント配信のメリットは?
ここでは何故セグメント配信を利用するのか、という点を少し掘り下げてみます。
少し大げさに書いてしまいましたが、違う言い方をすると ユーザーに適したメッセージを配信が可能 ということです。
仮に女子高生がオジサン向けの配信を受け取ったとしたら、、、ただの迷惑ですよね。
満足度、下がりますよね。。
セグメント配信を利用することで、このような事態を防ぐのです。
これが最終的にはユーザー体験の充実や、満足度UPにつながる、ということです。
後述の料金プランの部分でも触れますが、LINE公式アカウントではプランに応じて配信できるメッセージの通数が異なります。
つまりプランによって配信できる通数の上限が決まっているのです。(プランによっては追加料金を支払うことで追加メッセージを配信することができる)
配信数が上限を超えると、配信が途絶えてしまったり、コストが増えたりしてしまうので重要な部分ですね。
セグメント配信を利用することで、無駄な配信をカットしていきましょう。
顧客満足度に近い話ですが、セグメント配信はブロック率にも関係してきます。
LINEは、友だち追加が簡単という点が強みである反面、ブロックもされやすいという特性も持ち合わせています。
「自分に関係のない配信」が多いと感じた場合、ブロックされてしまう可能性が上がってしまうでしょう。
そんなブロックのきっかけを作ってしまわないためにも、セグメント配信で適切範囲指定を行うというのが大事になってきます。
・・・・・
ここまでの説明で、LINE公式アカウント利用においてセグメント配信が 超重要 であることをご理解いただけたでしょうか。
セグメント配信を使いこなして、LINE公式アカウントを有効活用していきましょう!
2つの絞り込み機能
次に、セグメント配信の設定における「絞り込み機能(方法)」について見ていきます。
1つ目は「属性」を利用した絞り込みです。
みなし属性としてLINE社が推計している「性別・年齢・エリア・OS・友達期間」などの属性を利用して絞り込みを行うことが可能です。
それぞれの友だちがどの属性に推計されているか、私たちの方で確認することは出来ませんが、シンプルな絞り込み条件なので使いやすそうですね。
もう一つは「オーディエンス」を利用した絞り込みです。
オーディエンスとは、特定の条件に基づいて友だちをグループ化したようなものです。
LINE公式アカウントでは、以下の通り6つのオーディエンスタイプから選択して利用することが可能です。

前述のみなし属性と比較するとやや複雑にはなりますが、より細かい条件を考慮したグルーピングと考えていただければよいでしょう。
個々のタイプに関する詳細や設定方法などについては触れませんが、
過去に配信したメッセージの「開封」やリンクの「クリック」、友だち追加の「経路」などを基準に絞り込みが可能となります。
ちなみに、
属性とオーディエンスによる絞り込みは組み合わせて利用することも可能なので、状況に応じて活用していきたいですね。
考慮すべき点
セグメント配信について理解を深めていただいたところですが、ここで考慮すべき点についても触れておきます。
LINE公式アカウントでセグメント配信を利用するためには、条件や注意点などがありますので以下にまとめます。
みなし属性とはLINE社がユーザーの行動から「推計」したものであり、100%正しい情報であるとは言い切れません。
また、私たちがその属性を直接確認することはできません。
絞り込みには3日前の属性データが利用されるため、若干のタイムラグが発生しているものと認識しておいたほうがよいです。
「友だち期間」などで絞り込みを行う際に、特に意識する必要が出てくるかもしれませんね。
セグメント配信を利用するには(オーディエンスや属性フィルターを指定するには)、ターゲットリーチ数(属性を推計できているユーザー数)が100人以上必要となります。
この要件を満たさない場合、絞り込み設定を行うことができません。
※設定時に『属性で絞り込むには、ターゲットリーチ数が100人以上必要です』というメッセージが表示されます。
つまり、最低でも友だち数は100人以上必要ということになります。(属性の推計ができていない友だちもいるはずなので、ターゲットリーチ数は友だち数を下回る状態が基本と考えて良さそうですね)
オーディエンスは作成から180日経過すると使用できなくなるという制約事項があるので注意が必要です。
料金プラン
3種類のプラン

LINE公式アカウントには3つのプランが設定されております。
月単位の契約で、プランごとに無料で配信できるメッセージ通数が決まっているのが特徴です。
プランによっては無料メッセージ通数を超えて配信を行うことも可能ですが、詳細については以下に記載します。
また、プラン変更に関して理解すべきポイントについても以下に記載しますので、確認してみてください。
追加メッセージ
料金プラン一覧に「無料メッセージ通数」とあるように、プランごとに配信できるメッセージの上限通数が決まっています。
メッセージ通数は、送付人数 × メッセージ通数 でカウントされ、通数が上限を超えると「追加メッセージ」として扱われることとなります。
追加メッセージを利用するには別途費用を支払う必要があり、1通ごとの費用はプランによって異なります。
※フリープランの場合は追加メッセージを利用することができません。
※1通あたり3吹き出しまで送付が可能です。(つまり同時に3吹き出しを配信する場合、メッセージ通数は「1通」として換算される)
また、追加メッセージを利用するためには事前に「追加メッセージ数の上限目安」を設定しておく必要もありますので、追加メッセージが必要となりそうな場合には事前に確認することをおすすめします。
■追加メッセージ数の上限目安について
追加メッセージを送るためには、追加メッセージ数の上限目安の設定が必要です。
上限数を超えてメッセージを配信しようとすると、メッセージの配信が停止されます。
メッセージの配信方法(連続配信など)によっては、上限数を超えてメッセージが配信されることもあり、上限数はあくまで目安です。
ライトプラン・スタンダードプランをご利用中で、追加メッセージ数の上限目安を0と設定されている場合でも、ご利用状況に応じて追加メッセージ料金が発生する場合がございます。
(LINE公式アカウント 料金プラン から抜粋)
追加メッセージの費用は、ライトプランで 5円/通 、スタンダードプランでは最大 3円/通 となっています。
スタンダードプランの場合は、追加配信の通数が増えるにつれて1通あたりの料金が低くなる仕組みになっています。(5万通までは 3円/通 で、配信通数に応じて単価が下がる。最低単価は 1.1円/通。)
- 1通あたり3吹き出しまで送付が可能
- フリープランでは追加メッセージが利用不可
- プランごとに追加メッセージのコストは異なる
- 追加メッセージ利用時には事前に上限目安の設定が必要
アップ/ダウングレード
いずれのプランも、アップグレードおよびダウングレードすることが可能です。
プラン変更が適用されるタイミングや料金、通数の考え方について以下に整理してみました。
プラン変更 | 説明 |
---|---|
(アップグレード)
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(アップグレード)
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(ダウングレード)
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ポイントとしては、
プラン変更が即日適用されるのはフリープランからのアップグレードの場合のみということです。
また、即日適用の場合には料金以外に、無料メッセージの通数も日割り計算されて付与される点も押さえておきたい部分です。
※月額プラン(有料)を購入した月の料金および無料メッセージ数は、当月の残り日数をもとに日割りで算出されます。
※月額プラン(有料)から変更する場合は、翌月のお支払いが完了したあとで新しいプランに変更されます。当月は利用中のプランが継続されますのでご注意ください。
(LINE公式アカウント 月額プラン確認/変更画面から抜粋)
最後に支払のタイミングについてですが、
月額料金は毎月月初前払いとなっており、
追加メッセージ料金は毎月月末締め翌月10日頃後払いとなります。
- フリープランからのアップグレードのみ、即日適用
- 即日適用の場合、料金だけでなく付与される無料メッセージ通数も日割り計算
- 月額料金は毎月月初前払い
- 追加メッセージ料金は毎月月末締め翌月10日頃後払い
ライトプランからのアップグレードするタイミング
料金プランについて一通り把握ができたところで気になることは、「切り換えのタイミング」ではないでしょうか。
・無料メッセージ通数に応じたプランがあることを理解した。
・でも追加メッセージとして別途課金することで(プランを変更せずに)配信を行うことも可能。
察しのいい方はお気づきかもしれませんね。
無料メッセージを超過する場合、
「プラン変更した方がお得なの? それとも追加メッセージとして配信した方がお得なの?」ということです。
結論としては、あまり難しく考える必要はなくて、配信する「メッセージ通数」に応じてプラン変更のタイミングを判断すればOKです。
少し掘り下げて確認してみましょう。
ライトプランからスタンダードプランへのアップグレードのタイミング(メッセージ通数)については、損をしないために少し計算が必要です。
前述の通り、
ライトプランでは無料メッセージ通数(15,000通) を超えても、追加メッセージとして課金することで配信を行うことが可能です。
15,000通を超えるタイミングでスタンダードプランに変更すべきか、
あるいは追加メッセージとして1通あたり5円で課金した方がお得か、確認しておく必要があります。
くどいようですが改めて整理すると、
- 追加メッセージ数が少量にもかかわらずアップグレードすると、無駄になる
- 追加メッセージ数多すぎると上位プラン以上に支払いが発生することのになる
ということですね。
つまり、配信メッセージ通数が 「何通を超すタイミングでアップグレードするとよいのか」 という分岐点を確認する必要があるのです。
さっそく、計算してみましょう。
スタンダードプラン(15,000円) とライトプラン(5,000円) の差額は 10,000円。
ライトプランの追加配信のコストは 5円/通 なので、「10,000円 ÷ 5円/通 = 2,000通」 という計算結果から、
追加メッセージ通数が 2,000通 を超えるタイミングがアップグレードの分岐点であることがわかります。
また、
ライトプランに含まれる無料メッセージ通数は 15,000通 なので、追加メッセージ通数の分岐点 2,000通 を加えた 17,000通 が合計通数の分岐点となります。
※ 無料メッセージ通数(15,000通) + 追加配信の上限数(2,000通) = 合計通数(17,000通)
つまり、
配信メッセージ通数が 「17,001通以上」 となるタイミングで、スタンダードプランにアップグレードした方がよい という結論に至ります。
ついでにフリープランからのアップグレードについても触れておきます。
フリープランの場合、追加メッセージを利用することができないため考え方は割とシンプルです。
無料メッセージ通数として設定されている 1,000通 を超えるとき がアップグレードのタイミングですよね。
なお、フリープランからのアップグレードについては即日適用が可能なため、通数が不足したときにアップグレードするという運用でも問題はありません。
ただし、
月額料金が日割り計算されるのと同時に、付与される無料メッセージ通数についても日割り計算される点には注意が必要です。
・17日に変更した場合:2,500円、7,500通
・22日に変更した場合:1,666円、5,000通
※一ヶ月が31日の場合の算出例
※すべて税別表記
利用規約・ガイドラインは要チェック!
ここでは、利用規約やガイドラインからみえてくる禁止事項を一部紹介いたします。
違反するアカウントと判断された場合は「垢バン」の可能性もありますので、しっかりおさえておきましょう。
アフィリエイト禁止?
紹介する商品が自社製品・自社サービス等の商材でない場合、
つまり他社の商材を訴求するアフィリエイトにあたる行為は黒に近いグレー(いや、これは黒といってもいいかな?)となりますので、
アフィリエイト行為は避けた方が良いと思われます。
・他社商品、サービスの訴求
特定の商材やサービスを取り上げた訴求は、以下の場合のみ認められます。
1. お客様が自社製品・自社サービス等の商材を訴求する場合
2. 当社が別途広告メニューとして提供する「コラボアカウント」の場合
(LINE公式アカウントガイドラインより抜粋)
アプリのダウンロード誘導禁止?
アフィリエイトと同様に直接的な記載ではないものの、アプリのダウンロードを誘導する行為についても黒に近いグレー(?) とも感じられます。
アフィリエイトに該当するとも判断されかねないので、アプリのダウンロードリンクも掲載は控えたほうが良さそうです。
・アプリのダウンロードに関する訴求
アプリの訴求につきましては、App Store、Google Play等の規約、当社の利用規約ならびに本ガイドラインの免責事項をご確認の上、慎重にご検討ください。
(LINE公式アカウントガイドラインより抜粋)
さいごに
LINE公式アカウントの基本について整理してみたら、それなりのボリュームになってしまいました。
少しでも理解を深めることはできましたでしょうか。
今回は個人的にオススメ度の高い機能を抜粋して記載したので、
実は他にも紹介したい機能はあるのですが、そちらはまた別の機会にでも紹介できればと思います。
(その他機能:ショップカード・クーポン・リッチメニュー・自動応答 などなど)
今回の記事が、LINE公式アカウント導入のきっかけになりましたら幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。