今回は、CloudFront から出力可能な各種レポートについて簡単に整理していきたいと思います。
5種類のレポート出力
CloudFront コンソールでは、CloudFront アクティビティに関するさまざまなレポートが提供されています。
- キャッシュ統計レポート
- 使用状況レポート
- ビューワーレポート
- 人気オブジェクトのレポート
- トップリファラーレポート
それぞれのレポートがどのような活用のされ方をするのか、こちらの記事が参考になりました。(理解したとは言ってません。笑)
各レポートの詳細
各種レポートについて、出力内容などを少し掘り下げてみます。(掲載しているイメージは、適当な環境のスクリーンショットになります)
キャッシュ統計レポート
(レポートに含まれる情報)
- Total Requests|すべてのHTTP ステータスコードおよびメソッドのリクエスト総数
- Percentage of Viewer Requests by Result Type|合計ビューワーリクエストに対するヒット、ミス、エラーの割合
- Bytes Transferred to Viewers|すべての HTTP メソッドに対するすべてのリクエストに応じてCloudFront からビューワーに提供される合計バイト数(Total Bytes)と、リクエストの発生時にエッジキャッシュに存在しなかったオブジェクトのビューワーに提供されたバイト数(Bytes from Misses)
- HTTP Status Codes|HTTP ステータスコードごとのビューワーリクエスト
- Percentage of GET Requests that Didn’t Finish Downloading|合計リクエストに対して、リクエストされたオブジェクトのダウンロードが終了していない、ビューワーの GET リクエストの割合
(イメージ↓)

使用状況レポート
(レポートに含まれる情報)
- Number of Requests
- Data Transferred by Protocol および Data Transferred by Destination
(イメージ↓)

ビューワーレポート
(レポートに含まれる情報)
- Devices|ユーザーが最も頻繁に使用するデバイスタイプ
- Browsers|ユーザーが最も頻繁に使用するブラウザ
- Operating Systems|ビューワーが最も頻繁に実行するOSの名前(上位10件)
- Locations|最も頻繁にアクセスするビューワーの場所(国など、上位50件)
(イメージ↓)

人気オブジェクトのレポート
(レポートに含まれる情報)
50 件の人気オブジェクトとこれらのオブジェクトの統計情報が表示されます。
これらにはオブジェクトのリクエスト数、ヒットとミスの数、ヒット率、ミスに供給されたバイト数、供給された合計バイト数、不完全なダウンロードの数、および HTTP ステータスコード (2xx、3xx、4xx、および 5xx) 別のリクエスト数
(イメージ↓)

トップリファラーレポート
(レポートに含まれる情報)
上位 25 件のリファラ、リファラからのリクエストの数、指定された期間のリクエストの合計数に対するリファラからのリクエスト数の割合が含まれます。
上位 25 件のリファラ、リファラからのリクエストの数、指定された期間のリクエストの合計数に対するリファラからのリクエスト数の割合が含まれます。
(イメージ↓)

まとめ
正直、現状は「CloudFront からどんなレポート出力ができるのか」 について多少の整理ができた、というレベル感です。
実際にこのレポートを使用して、「改善に活かす」 というスキルを身につけるべく、引き続き精進してまいります。(雑)
以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。
